【理学療法士の副業】ネットワークビジネスって実際どうなの?

副業

医療関係や営業のお仕事をしていると良く勧誘を受けますよね!

あなたも何度か経験あるんじゃないですか?

僕も何度か勧誘を受けたり、セミナーに参加したり、実際に製品を購入したりしましたが、登録して会員になったことはありません。

友人からしつこく付き纏われて困っているなど、相談を受けた際に色々と調べてみたところ結構興味深い内容が多かったのでお伝えしますね!

今回の内容のまとめ
  • この記事を読むとネットワークビジネスってどんな仕事内容なのかを理解できます。
  • なぜ、世間から悪いイメージで捉えられているのかが理解できると思います。
  • 悪いイメージなのになぜ潰れないのかもわかると思います。
  • 勧誘された場合の対処法や注意点もご紹介しています。

MLMって聞いてなんの事かわかりますか?

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MLM:マルチ・レベル・マーケティングの略です。

いわゆるこれが、ネットワークビジネスの総称です。

「ネットワークビジネスってマルチ商法でしょ?違法じゃないの?」と質問されることも多いんですが、違法ではありません。

たまに聞く悪徳マルチ商法とは、別物です。

この商法は、購入者に嘘の情報を伝えて正規の値段よりも、数10倍高い値で販売したり提供したりする行為の総称です。

最近、実際にあった事例
  • 高額(なんの根拠もない)なマスクや消毒液などを売りつける訪問販売
  • 新型ワクチンの開発企業へ投資依頼をお願いする名目で金銭を玄関先で金銭を要求する
  • 新型コロナワクチンに効果があると騙った医薬品の販売

ネットワークビジネスで有名なメーカーの多くは、独自の研究機関を設けています。

そこで研究を行なって客観的なデータを基に効果があると言う物だけを扱っていますから全くの合法です。

特に大きくCMを打つことがないネットワークビジネスの製品は、この研究分野にものすごく力を入れているところが多いですので一般のメーカーと比べて効果が高い物が多い様です。

あなたも、「物はいいんだけどね〜」って聞いたことないですか?

この言葉は、メーカーが研究分野に力を入れているので生まれてくる言葉なのではないでしょうか?

その他に、「ネットワークはネズミ講でしょ?」

と質問されることがありますが、おっしゃりたい事のイメージはわかりますが、違います!

ネズミ講とは、加入者が下位の会員をねずみ算的に増やしていく事によって、上位会員が加入金以上の利益を得ることを主目的とするシステムの事です。

無限連鎖防止法って偶にニュースで出たりしていますが、ネズミ講はそれにあたります。

組織が成立した当初は、ネズミ算式に会員が増えても破綻せずに上手く回る可能性があります。

しかし、加入者が無限に増えて行く事は無いので、最終的に加入者の増加が行き詰まり破綻する事になります。

ネズミ講とMLMの違い

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簡単に解説すると”組織が商品を販売する事を主目的としているかどうか”がポイント!

ネズミ購もMLMも、”先に参加している会員が、新たな会員を増やしてゆく事によって、利益をえる”という点では共通します。

ただし、ネズミ購では、新たな会員の入会金等を上位の会員に分配する事を主目的としているのに対し、MLMは、会員が商品を販売するなどして売り上げを得る事を主目的にしていると言う点で違いがあります。

MLM筆頭は”アムウェイ”

アムウェイは、有名ですよね!

最近、ニュースで騒がれていましたよね。

世界でも上位で、日本最王手のアムウェイが、半年間営業停止処分って聞いてびっくりした方も多いと思います。

営業停止処分になった理由とは!?
  1. 社名や目的を言わずに勧誘した。
  2. 目的を告げずに誘った相手を密室に連れ込んで勧誘した。
  3. 相手の意向を無視して一方的に勧誘を続けた。
  4. 契約締結前に書面を交付しなかった。

ざっくり言うと長時間、目的を明かさず密室に連れ込み、延々と勧誘した事が原因かと思います。

そんなことかされたら誰でも、怖いしストレスですよね!

一般論として、会社ぐるみでこういった違法行為を推奨していると言われがちですが、それは全くの誤解です。

アムウェイと会員は、雇用関係ではないため、少し認識を改める必要があるかと思います。

あくまでアムウェイと会員は、『取引先』です。

わかりやすく言うと本社とフランチャイズ支店(以下:FC支店)の関係に近いかと思います。

コンビニで今回のケースを例えるなら、FC支店で何らかの不正行為が認められた場合。

本社は、そのFC支店の看板を取り上げ販売できなくしますよね。

今回のケースもアムウェイ側にも管理責任はあるものの、不正を働く会員を擁護することはありません。

あくまで本社と取引先の繋がりなので、企業イメージを壊す行為は、厳密に処分されます。

イメージ悪いのになんでこんなに長く生き残れてるの?

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そもそも、アムウェイって外資系企業って知ってました?

本社は、アメリカミシガン州にあります。

ここで捉えておきたいのが、日本と海外では、良いものの発信の仕方が全く違うって事です。

日本は、イメージ戦略がモノを言う市場ですが、海外は地道にゆっくり浸透して行く市場の傾向がある。

日本では、なんか良さそうな雰囲気のCMや広告を打つと、いまだに結構売れます。

その感覚で海外に行くと全く売れません!ものの見事に撃沈します!!

最近、日本製品が売れにくくなっているのはそこにあると僕は思っています。

一方で世界企業を代表するGoogleは、海外市場をよく理解したマーケティングをしていると思います。

最初は無料でリリースして、ある程度の利用者に達した時点で有料にしたり、一部の機能のみ無料でそのほかの機能を使う為には有料仕様に変更したりしています。

なぜ、こんなにも違うのかというと・・・

日本=村と捉える

日本を大きな村だと思ってみるとこの疑問が解決します。

村単位だと大体みんなの趣味嗜好って似たり寄ったりになってくるってわかりますか?

例えば、最近よく聞く音楽ってなに?って質問すると「YOASOBI」・「ひげだん」とかメジャーなアーティストが並んでくると思います。

ですから、「”ひげだん”の新曲聞いた?」と聞くと「聞いたよ!あのドラマのやつだよね!!いいよね〜」みたいに会話が結構はずむと思います。

一方で、海外で同じ質問をするとナンセンスです。

多様性を尊ぶ傾向にある社会ですから、人それぞれでメジャーなアーティストが違ったりしますし、ある特定の年代の曲しか聞かないって言う人もいます。

僕が海外の友人に聞くのであればこんな感じで聞くと思います。
「最近、〇〇系の音楽にハマってて聞いてると心地いいんだよね。よかったら今度シェアするよ!ところであなたは最近聞いた音楽は何?」みたいな感じで聞かないと「知らない」や「興味ない」で一蹴されます。

そういった社会性の違いがあるますからアムウェイみたいに良い商品を作っても、日本では浸透しにくいだろうなと言う印象を受けます。
ましてやイメージが悪く広まっていますから「あいつアムウェイやってるらしいぞ!」だけで村八分みたいに今のコミュニティーからつまみ出されますよね。

一方で海外は、例えイメージが悪い会社ても、良い商品が一つでもあれば使ってみようって言う感じの人も一定数いると思います。なので他を寄せ付けいない程の製品やサービスを作るとジワジワ熱を帯びて行って市場を獲得できているんですね。

ですから今回のような騒動があっても、痛手だとは思いますが、倒産することはないと思います。

なんでアムウェイ被害が起こるの?

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アムウェイに限らずMLMの会員を見ていると「楽して儲けようぜ」って感が強くないです?

原因は1つだと思います。

ビジネスをよく理解していない人でも勧誘活動ができてしまうから。

これに尽きると思います。

色んなMLMの会員と話す機会が多いので、仕事観や将来設計などの事業主なら当然持って然るべき倫理観が結構低いなと感じることが多くあります。

そんな人から誘われても、魅力を感じませんし、そう言う人に限ってゴリ押しで進めてくる事が多くその場にいる事自体が嫌になった事が何度もあります。

そういうエピソードをお持ちの方って多くいらっしゃると思います。

そう感じた時、いつも僕がやる退席方法は、「あなたがすすめてくれている〇〇っていうビジネスなんだけど僕もすでに会員だったと思います。お互い頑張りましょうね!」って言って退席します(笑)

『嘘も方便』とは、こう言う時に使う言葉なのでしょうか。

どのビジネスも、二重登録はできません。

簡単に言うとAさんの勧めでアムウェイ会員になった人が、別のBさんの勧めでアムウェイ会員になるなることはできないと言う事です。

このルールは、アムウェイに限らずどの企業も採用していると思います。

困った時は、使ってみてください。

もしも、今からMLMに参入するならどこがいい?

Pile of hands of several intercultural colleagues symbolizing teamwork and support
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意外かも知れませんが、僕が会員になるなら”アムウェイ”一択です!

よく考えるとアムウェイを始めとするネットワークビジネスってかなり秀逸なビジネスモデルだと思います。

普通なら顧客管理・製品管理・店舗管理・倉庫管理・流通管理・広報そして社員管理などのさまざま管理体制の中で企業は運営していてそれぞれに莫大なコストがかかっています。

そして、大体どんな企業でも一番コストがかかるのが、広報と社員管理(人件費)です。

でも、MLMはその広報と社員管理費を一般の人に分配しますよって言ってるわけです。

つまり、営業成績販売実績がよかった人に多く分配しますよ!っていうビジネスモデルなんです。

素直にすごいと思います。よく思いついたな〜って初めて聞いた時に感心しました。

しかも、このビジネスモデルを考え出したのがアムウェイでもあります。

結構すごいことじゃないですか?

しかも、アムウェイの社長が『全米商工会議所のチェアマン』に2度選出されているってところもすごい事ですよね。

全米商工会議所とは、全米300万社の企業が加盟する全米最大の経済団体です。

世界第一位の国の最大の経済団体のトップに名を連ねる事のできる企業と直接取引できる機会って普通に生きてたら無い事ですよね?

その企業が目を向けている先には、世界が注目しているか、注目しようとしている先を見据えていると思います。

その片鱗でも、情報を得ることができたらあなたの生活や、さまざまなビジネスに活かせそうじゃ無いですか?

また、今回の件でしっかりとしたコンプライアンスが設けられている企業なんだなと再確認が出来ました。

そういった点で僕は、アムウェイを推します。

まとめ

MLMは、しっかりと理解して取り組まないと訴えられたり、刑事訴訟につながるケースも存在します。

大変魅力的なビジネスモデルですが、注意が必要ですね。

でも、中〜長期的に取り組むビジネスとしては、アリなんじゃ無いかなと思います。

僕が会員になるとしたらアムウェイかなと書きましたが、アムウェイなら誰でもいいという訳ではありません。

やはり、名の売れた「中島 薫さん」や「山﨑 拓巳さん」みたいにメディアに露出されるような方のグループ以外は入りたくありません。

そういう方のグループの方が、ルールを遵守しそうですし、しっかりとした教育がなられている印象があります。

やはり、信用が一番って事ですね!

それでは、今日はこの辺で。

ごきげんよう!

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